セーバー病とは?お子様のセーバー病でお困りの方は日比谷足改善センターにお任せください!

セーバー病とは?お子様のセーバー病でお困りの方は日比谷足改善センターにお任せください!

ここでは子供に起こりやすいセーバー病についてお話ししていきます。

お子様がセーバー病でお困りの方は最後までお読みください。

セーバー病(シーバー病)とは?

セーバー病(シーバー病)とは、8〜12歳の成長期の子供によく発生する踵の障害です。

激しい運動のあとに症状が出ることが多く、踵骨というかかとの骨に痛みがでるため、痛みを回避しようとしてつま先歩きをするようになることもあります。

発育期の子どもの弱い踵骨骨端部(かかとの骨の端でアキレス腱が付着しているところ)に運動などで負荷がかかり、そこにアキレス腱の引っぱる力が持続的に加わることで、踵骨に血流障害が起こったりストレスが集中すると、踵骨骨端核(かかとの骨の骨端軟骨より先の部分)の壊死(えし)、または骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。

セーバー病の症状

✅ジャンプやダッシュをすると踵が痛い

✅踵に軽い腫れや熱を持つことがある

✅踵の痛みのためつま先歩きをすることがある

✅運動中は痛みがないが、激しい運動の後に踵の痛みが生じる

セーバー病の原因

セーバー病の原因は、成長期の子供の骨はまだ完全に骨になっていないことが大きな原因となっています。

大人の骨と違って、成長期の子供の骨はまだ完全に骨化しておらず、少し柔らかい状態です。そのような状態で踵の軟骨に負担を繰り返しかけてしまうことで炎症が起き、運動後や歩いている時などの踵の痛みを引き起こすようになってしまうのです。

特にこの時踵の軟骨に負担をかけてしまうのはアキレス腱です。アキレス腱は成長期の子供の骨の弱い部分である踵骨骨端部に付着しています。

そこに激しい運動などでアキレス腱の引っ張る力が加わることで、踵の骨に血流障害が起こり、踵の骨の部分が壊死を起こす、または軟骨炎を起こすことで痛みが生じるのがセーバー病です。

一般的な対策

セーバー病かどうかの診断は、まずはレントゲンを撮って鑑別します。レントゲンによって踵骨骨端核が骨硬化によって白っぽく見えれば、セーバー病と診断されます。

またセーバー病と近い部分に痛みを生じる病気として、アキレス腱炎という病気があります。アキレス腱炎の場合は、骨の部分ではなく少し上の腱の部分に痛みが起こることや、レントゲンで上記の所見が見られないことで判断がつきます。

セーバー病と診断された場合は、まずは安静を指示され激しい運動を中止して痛みの軽減を図ります。

痛みが強く続く場合には踵に体重がかかるのを防ぐ為に松葉杖を使用したり、靴の中敷を使用したりなどしてつま先に重心がかかるようにして、負荷を軽減します。

痛みに対しては痛み止めやアイシングなどで対処することもありますが、痛みが軽減してきたらふくらはぎの筋肉の緊張を緩め、アキレス腱の負荷を軽減することでより踵の骨への負荷の軽減を図ります。

日比谷足改善センターでは

日比谷足改善センターでは、セーバー病に対して痛みの出ている踵だけを施術することはありません。

なぜなら、痛みの出ている踵は、アキレス腱の負担がかかった結果、痛みが生じているだけだと考えているからです。

先ほどお伝えした通り、原因になっているのはアキレス腱の負担なので、アキレス腱の緊張を軽減する必要があります。

「じゃぁ病院と同じでアキレス腱を緩めるのか?」というと、そうではありません。

アキレス腱もまた、他の部分に原因があるせいでアキレス腱の緊張が強くなっているからです。

具体的に例を挙げると、扁平足などのように土踏まずがなく、足自体のクッション性が低かったり、足の裏の筋肉の緊張が強いせいで、アキレス腱の緊張が強くなりやすくなってしまいます。

また、アキレス腱は膝の裏から続く、腓腹筋とヒラメ筋が合わさって踵付近でアキレス腱となっています。その為、膝の裏の緊張が強い人はアキレス腱の緊張も強くなってしまいます。

このように、アキレス腱が硬くなってしまう原因はその部分以外にも色々あるのです。

なので、日比谷足改善センターでは、まずは踵だけではない体全体の状態を把握し、根本的にアキレス腱の負荷を強くしてしまっている原因を見つけ、そこに対してのアプローチを行うことで踵の痛みの軽減を図っていきます。

また、施術だけではなく普段の運動環境なども大切です。

硬いアスファルトや柔軟性の低い靴を履いての運動、また、サッカーや野球などのようにスパイクを履いての運動は、必然的にアキレス腱への負荷を高めてしまいます。

なので、なるべく硬いアスファルトでの運動環境を避けるとか、柔軟性の高い靴を選ぶとか、試合以外の練習やアップの時はスパイクを避けるなどして、日頃の負担を軽減していくことも大切です。

このように根本的なアキレス腱に負担をかけてしまっている原因に対してのアプローチを行い、日頃の生活の中での負担を軽減することで、セーバー病による踵の痛みの軽減を図っていきます。

最後に

今回は成長期によく起こる踵の痛み「セーバー病」について詳しく解説していきました。

少しでも踵の痛みを感じているお子さんを持つあなたの役に立てたでしょうか?

セーバー病は成長期特有の症状なので、成長していくに従って軽減していく病気ですからそこまで心配はいりません。

しかし、きちんとした対策をとっていないと、その痛みを一年以上引きずることもあります。特にスポーツを頑張っているお子さんにとって、その一年は大変辛いものでもあります。

なので、「そのうち治る病気」と楽観的に見るのではなく、いち早く軽減して日頃の生活やスポーツが自由にできるように、きちんと対策をとっていきましょう!

お子さまのセーバー病をどうにかしてあげたいと思っている方は、一番に日比谷足改善センターにご相談ください!!