足底筋膜炎(もしくは足底腱膜炎)は、足の裏の踵から肢の指の付け根まで伸びている「足底筋膜(足底腱膜)」が何らかの原因によって炎症を起こしてしまい、足底部に痛みを引き起こす病気です。
主な原因として
- 繰り返し強い刺激のかかるスポーツ動作
- 疲労の蓄積や加齢
- 足底部のアーチ機能の低下
- 靴の変更
などが挙げられます。足底筋膜炎の痛みの特徴として
「朝起きての一歩目が痛い」
「急な歩き出しの時の一歩目が痛い」
があり、これらがきっかけで気付くことも多いようです。
逆に、動き出してしばらくすると、痛みが治まってくることが多いのも、足底筋膜炎の痛みの特徴です。病状が進行し、半年から1年以上症状が引かないケースもあり、その場合「難治性足底筋膜炎」と診断されることもあります。
一般的な解決方法
リハビリテーションなどの保存療法やステロイド注射、抗炎症剤といった薬物療法や、インソールで患部の負荷軽減を行います。また難治性の足底筋膜炎に対しては、PRP療法や体外衝撃波による治療を行います。これらを行っても改善が見込めない場合は早めに私達にご連絡下さい。