逆流性食道炎で色々したけれども、変わらずに悩んでませんか?
逆流性食道炎は、体の状態が悪くなって進行していくこともあるのです。
このブログを読むことによって、どのようなメカニズムで起こりるかが分かります。
どうすれば良くなるかのヒントを掴んでもらえればと思います。
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎は横になると胃酸が逆流して、食道や喉に炎症を起こし違和感などの不快感を生じる状態です。
胃には下の絵の矢印の部分に噴門という場所があります。
噴門より上部には下部食道括約筋という筋肉があり、通常は胃酸が食道に上がってこないようにしっかりと閉まっています。
下部食道括約筋というのは、食道下部の4~5cmほどの長さで横隔膜の食道裂肛という穴の内側に存在しているのです。
横隔膜の働きが正常でなかったりすると、下部食道括約筋がうまく働かなくなり、胃酸の逆流が起こりやすくなります。
通常噴門は、胃酸が食道や喉に行かないようにせき止めているのです。
噴門の胃酸を働きをせき止める働きが上手くいかなくなることで、逆流性食道炎になります。
逆流線食道炎のセルフチェック
□のどの違和感や声枯れが続いて治らない
□げっぷがよく出る
□胃の不快感や吐き気
□胸の違和感やつかえ感がある
1つでも当てはまれば逆流性食道炎の可能性が高いです。
逆流性食道炎の原因 腹筋で悪化させる理由
噴門の働きがうまくいかなくなることで発症します。
噴門の働きがうまくいかなくなる原因としては、横隔膜の内側の下部食道括約筋の働きが弱ったために起こるのです。
食後直ぐに横になったり肥満によって腹圧が上がり続けた結果、下部食道括約筋の周りの食道裂肛部分より上に胃が飛び出します。
これを食道裂肛ヘルニアと言い、食道裂肛や下部食道括約筋を押し広げる原因になり閉める力が低下するので胃酸が逆流しやすくなるのです。
健康に良かれと思った腹筋をすることによって、腹圧が上がり逆流性食道炎が悪化します。
逆流性食道炎のある方は、腹筋や前傾姿勢など腹圧が上がる姿勢は控えた方がいいです。
腹筋をすることで腹部の緊張が高まり腹圧が上がります。
腹筋をすることで腹圧が上がったままになってしまいますので、逆流性食道炎を悪化させるのです。
一般的な治療法
病院での治療が一般的で、3つあります。
生活指導と薬物療法と手術があるのです。
生活指導としては、胃酸が多く出やすい食事と腹圧がかからないように指導していきます。
胃酸の多く出るコーヒーやタバコや脂っこいものを控えて、腹圧のかかりやすい前かがみの姿勢をしないことや痩せることが大切になります。
薬物療法では、胃酸の量を抑える薬や食道などの粘膜を保護する薬や食道の動きを更新させる薬を服用する治療があり継続的に飲む必要があるのです。
病院での手術では、上に上がった胃を下に引っ張り縫い付けて、広がった横隔膜の食道裂孔を縫い縮めます。
手術は酷い方のみするといった方針のようです。
当店の考え方
冒頭で横隔膜が硬いと食道の下の下部食道括約筋が上手く働かないとお伝えしました。
横隔膜が硬い根本原因は、体の歪みです。
歪むと筋肉を緊張させその姿勢を維持しようと体が硬くなります。
この時に交感神経優位になり、腹部の筋肉や内臓の働きが悪くなるのです。
腹部が硬くなることで、腹圧が上がり横隔膜が硬くなり胃酸の食道への逆流が起こりやすくなります。
また、逆流性食道炎は胃酸の分泌を正常にすることや胃や食道の動きを良くすることも併せて大切です。
これは迷走神経という名前の副交感神経が担っていて、頸椎上部と頭の下から出てきますので体の歪みの影響で働きが悪くなります。
迷走神経とは、頸椎の上部から内臓まで伸びている神経で内臓や横隔膜を正常に動かし緊張を解き体をリラックスさせる神経です。
そこの神経を正常にするためには、頸椎の上部の迷走神経の出口の圧迫を解くことが非常に重要になります。
自分の持っている体質をしっかりと良くすることによって、いい状態にしつつ元に戻らない体質にしていくことが大事です。
まとめ
逆流性食道炎は、ひどい場合は手術でそれ以外は薬か整体になります。
薬だと対処方法でしかなく悪化することもあるので、整体でしっかりと体を良くしていく必要があるのです。
腹圧が上がると横隔膜に負担が掛かり呼吸までも浅くなりいいことは無いです。
呼吸が浅いと体も疲れやすく色々な体の不調にも繋がります。
腹圧を良くしていって逆流性食道炎にならない体にしていくには、体を整えていくしかないのです。
体を整えていく過程で肩こりや腰痛も一緒によくして行きましょう。
骨盤王国の施術は、トントン軽く叩いたり擦ったりする優しい刺激です。
関節を痛めたり体を悪くしない施術であり最も効果を実感していただけると思います。
是非一度受けてみてください。
※効果には、個人差があります。