長母指屈筋腱炎とは!?

長母指屈筋腱炎とは!?

長母指屈筋腱炎とは

“つま先立ち” ”足の親指を曲げる”これらの動作をした時に痛みが出る症状で、特にバレエをやっている人に多いと言われています。

具体的に例をあげると

・つま先たちをした時に脚の内くるぶしが痛くなる

・脚の親指を曲げると音が鳴る

・つま先立ち、親指を曲げると足の後ろ側が痛くなる…などの症状が出ます。

又、手指の症状でばね指という疾患があるのですが痛みはもちろん、音が鳴るのも特徴的で放置して置くと動かしづらくなってしまいます。

長母指屈筋腱炎もばね指の脚バージョンと言われており、歩きづらくなったり、力が入りづらくなってしまい日常生活に影響が出てしまいます。

長母指屈筋腱炎の原因

※筋肉の名称を覚えよう!より引用

まず長母指屈筋という筋肉ついてです。
長母指屈筋は腓骨の後面(下方三分の二)、下腿骨間下部から始まり、内くるぶしの後ろから距骨の載距突起の下を通り腱鞘と言うトンネルを抜けて拇趾の末節骨の裏についています。母趾の屈曲、足の内反、足関節の底屈の動きをします。簡単に言うとつま先立ちをする時に重要な役割を果たす筋肉となっています。

痛めてしまう原因としてオーバーユース、足関節アーチの崩れ、体重が内側に寄ってしまうなどがあります。

これにより炎症が起きて腫れてしまいます。

特に親指に負担がかかり続けると症状が出てしまいます。

長母指屈筋腱炎の一般的な治療法

一般的には”保存療法”で対応していきます。

最初の胃MRIやレントゲンなどの画像検査を行った後に

薬、注射で痛みを抑えていきます。それでも痛みが引かない場合は腱鞘を切除していきます。

その後に2週間ほど入院をしていき、その間に電気療法やマッサージ、リハビリなどを行い普段の日常生活を送れるようにしていきます。

当店のアプローチ方法

当店では脚先だけではなく身体全体を見る、そして再発防止に取り組んでいきます。何故なら原因が脚先以外にもあるからです!

スポーツをやる上である程度負担がかかってしまうのはしょうがない事だと思いますが、その時の身体の使い方、日常生活にも目を向ける事で痛みを抑える事が出来ます。例えば日常生活で言うと脚のアーチが崩れてしまい偏平足になってしまっているとします。そうすると内側に体重が乗りやすくなってしまった結果、親指側に負担がかかり痛みを引き起こしてしまいます。そして偏平足の原因が足指が上手く使えていなかったり

股関節から内側に捻じれてしまい蹴り出す時に親指の負担が大きくなり炎症が起きるなど。もっと言うなら股関節が内側に捻じれているのが骨盤や上半身が原因だったら…どれだけ足先を良くしてもまた戻ってしまいますよね?

上記の事から当店は原因となりうる所を良くした上で、トレーニングも伝えていきます。硬くなってしまった所を緩めるだけではなく、使えるようにしてはじめて再発防止に繋がります。

最後に

痛みだけではなく、音が鳴る、最後には動かしづらくなってしまい日常生活や満足にスポーツが出来なくなる。そうなる前に当店ではしっかり検査を行った上でアプローチしていき、予防出来るようにしていきます。今後もストレスなく過ごせるように、一度当店に相談してみてはいかがでしょうか!?