足の向きがおかしくて歩き辛い。子供の時に内反足の治療を受けたが再発しているなどお困りではないですか?内反足について知って不安が少しでも減ると嬉しいのでぜひ最後までお付き合いください。
内反足とは
足と足首の形や位置がねじれる症状です。一般的な内反足は足の後ろ側と足首が下方へ内向きになり、足の前側が内側にねじれます。時折子宮内で不自然な位置に足が押さえつけられていたために異常に見えているだけの場合もあります(胎位性内反足)
内反足の原因
内反足には先天性と後天性があります。
先天性内反足の原因はわかっていません。
おそよ1000人に1人の確立で発生し、男児に多く、約半数は両足、片足の場合は2:1で右側に多いという調査結果があります。
また、全体的に何か疾患があり、その症状の1つとして内反足がみられる場合もあります。
後天性は骨盤の前傾などによる体のバランスを崩して内反足になることが原因となることもあります。
内反足での影響
内反足は放っておくと歩行が困難になり、変形が高度の場合には足の甲で歩くようになります。
また、病院でも治療後に足の内反、内転あるいは踵がわずかに浮くなどの変形が残ることがあります。わずかな変形であれば6歳ごろまでは歩行など問題はなく、スポーツも出来ます。しかし大人になり、変形が強い方や、スポーツ・労働などで足への負荷が増えると痛みが出る方もいます。
一般的な治療法
先天性内反足には予防法はなく、診断がついたら矯正ギプスによる治療を行います。週に1回くらいの感覚でギプスを巻替え、2~3か月続けます。
ギプスだけで十分に矯正しない重症の場合は、小さな皮ふ切開でアキレス腱を切る手術を行うことがあります。それでも難しい場合は1歳前後で本格的な手術を行うこともあります。
骨盤王国でのアプローチ
当店では足だけでなく全体的に検査して施術します。なぜなら先天性で子供の時に手術したのに再発してしまう、後天性で内反足になってしまった原因が足以外にあると考えるからです。
具体的にいうと、大腿四頭筋が硬い、骨盤が歪んでいる、内臓が弱っている、体重が左右どちらかに偏っているなど様々な要因のせいで足に負担がかかりやすい体になってしまっているから内反足になりやすい、再発しやすくなっているのです。
例えば、座っている時間が長いとお腹から足の前側の筋肉(腸腰筋や大腿四頭筋など)がずっと縮んでいる状態で硬くなります。縮んで硬くなっていることで立った時に引っ張られて骨盤が前に傾きます。骨盤が傾くとバランスを取ろうとして大腿骨が内旋、脛骨・腓骨が外旋し、足関節が内反しやすくなります。
なので当店では、足だけでなく、腸腰筋や大腿四頭筋が硬くなっていないか、足のねじれが起こっていないか、骨盤は歪んでいないかなど全身を検査し施術することで内反足にならないようにしていきます。
内反足になって足が痛いとお困りの方はぜひ一度当店の施術をお試しください。
最後に
今回は内反足についてどんな症状なのか、原因、影響、一般的な治療法、骨盤王国でのアプローチについてお話させていただきました。少しでも参考になったら幸いです。
しっかり病院で診察を受けることも大切ですが、病院でも良くならないとお悩みの方はぜひ一度当店にご相談ください。