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歩行時やランニングで脛の辺りが痛くなるシンスプリントをご存じですか?
ランニングやジャンプ運動をした時に脛の辺りに痛みが出る方は、もしかしたらシンスプリントと呼ばれるスポーツ障害かもしれません。
今回はこのシンスプリントについて紹介させていただきます。
1 シンスプリントとは?
シンスプリントとは、ランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすいスポーツ障害の一種です。Shin(シン)とは脛(すね)のことで、一般的には膝から踝(くるぶし)までの部分です。
痛みが出やすいのは脛の内側やふくらはぎなどです。歩行時や走った時、ジャンプをした時など運動時だけでなく脛の内側を押して痛みが出たり、運動後に痛みが出る場合もあります。
2 シンスプリントになる原因は?
原因に多いのはオーバーユース、つまり使いすぎによる場合です。過度の運動量や長時間の運動によって前脛骨筋や後脛骨筋、ヒラメ筋に過負荷がかかり炎症が発症します。この炎症によって痛みがでているのです。
また、下肢の形態異常(O脚、回内足、扁平足など)、下腿三頭筋の柔軟性低下、股・膝・足関節の柔軟性低下、足関節可動制限などが発生の原因になることもあります。
3 一般的な対処法
病院では、レントゲン検査やMRI検査での画像診断を行うことが多いです。その上で、運動量や運動時間を減らし、アイスマッサージや外用薬の使用、足関節周囲のトレーニングなどを行います。
基本的には、安静にして患部を休めて炎症を取り除いてからトレーニングを開始していきます。また、原因となった箇所によってトレーニングは変わってくるので原因の特定が大事になってきます。
4 骨盤王国でのシンスプリントへのアプローチ
骨盤王国では、まず原因の特定のために詳しくお話を聞かせてもらいます。その上で、身体の状態を確認し歪みを取っていきます。これは、脛やふくらはぎにかかっている負担を軽減するためです。
その為に、骨盤王国では姿勢検査や関節の可動域の検査を行います。一つ一つの関節や筋肉の動きを確認していくことで全身の状態を把握していきます。
身体の歪みを取っていくことで負担を軽減するだけでなく、再発の防止にもつながります。痛みの出ている部位はもちろん、その部位以外からもアプローチしていくことで、より負担のかかりにくいお身体の状態にしていきます。
5 最後に
今回は、シンスプリントについてお話してきました。
シンスプリントは年齢に関係なく発生するスポーツ障害の一種で、再発も多いです。
脛に違和感や痛みがある方は是非お気軽に当店にご相談ください。
痛みを気にせず運動や生活できるように精一杯サポートさせていただきますね!