はじめに
高齢の方にとって、転倒は非常に大きなリスクをはらんでいます。
厚生労働省発表のデータによると、転倒によって高齢の方が「要介護」になるリスクは上から4番目のリスク度になっているようです。
若い間は転倒しても、安静にしていれば問題なく改善していくのですが、高齢の方では筋肉の衰え、更に認知機能の低下など、それに続くリスクが増加してしまいます。
特に大腿骨の骨折においては、回復までに非常に長い時間がかかるために、そのまま寝たきりになってしまうケースも少なくないようです。
そのため、高齢の方にとって、転倒予防の重要性は非常に高いと言えます。
転倒予防に必要な要素とは?
ここでは身体機能と、整体の観点からお話を進めていきます。
- 身体機能
いかに強い身体を持っているかが重要な要素となります。
例えば
・筋力
・バランス能力
・骨密度
・認知機能
といったものが挙げられます。
最近では、様々な測定機器を使って「肉体年齢」が測れるようになっています。実年齢よりも若い数値を維持する事が一つの目安になるかもしれません。
- 整体
年齢を重ねていくほど、身体のどこかにエラーが出てしまう事が考えられます。
腰痛、膝痛、股関節痛なども年齢自体が発症増加の因子になっています。特に膝や、股関節は高齢になってくると「変形」という病態が進行しやすく、「変形性膝関節症」や「変形性股関節症」などに悩む方も多くなってきます。
変形自体も立位動作、歩行機能などの運動機能に大きな影響を与えてしまいますし、それに伴う痛みの存在も大きな制限因子になってしまいます。
「変形」や「痛み」によって、動きのエラーが増幅され、転倒のリスクを増やしてしまう事は想像に難くありません。
日比谷足改善センターでの予防法とは?
上記で上げた②の観点を中心に、①を補強していく方法を取っていきます。
日比谷足改善センターでは、まず身体全体の検査を大事にしています。どこの関節を動くようにすればよいか、バランスの修正を行う部位はどこかなどの観点を用いて、立位や歩行の機能をサポートしていきます。
それと並行するようにして、軽い負荷を用いた筋力の強化を行います。
日比谷足改善センターでは、足のトレーニングはもちろん、完全オリジナルの体幹トレーニングもあるため、より安全に筋力強化を行う事もできます。
このように、両面からの観点で施術、トレーニングを行う事で、日比谷足改善センターでは高齢の方の転倒リスク軽減に取り組みます。
終わりに
高齢の方の転倒予防は、早めに取り組むことが非常に大事です。
お困りの方や、ご心配の方、一度日比谷足改善センターにご相談くださいね。