肉離れを起こさないためには筋肉の柔軟性が大事!?

肉離れを起こさないためには筋肉の柔軟性が大事!?

ランニング中に突然痛くなり、足をつくだけで辛い!!とお困りではないですか?もしかしたらそれは肉離れかもしれません。肉離れについてよく知ることで足の痛みを気にせずスポーツを楽しむお手伝いが出来ればうれしいので、ぜひ最後までお付き合いください。

肉離れとは?

筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて筋肉の繊維に部分断裂を生じることで「肉離れ」になります。

スポーツによるものが多く、典型的なふくらはぎの肉離れは、下腿二頭筋の内側頭の部分断裂です。ももの前側の大腿四頭筋や、ももの裏側のハムストリング、臀部などに生じることも多いです。

どうして肉離れになるのか

準備運動を十分に行わなかったり、疲労の蓄積で筋肉の柔軟性が低下している状態で急激な運動を行い、筋肉の繊維を損傷してしまうことで起こります。

肉離れの重症度

スポーツ中に強い力がかかった可能性があり、典型的な部位に圧痛が出たり、時には断裂部の陥没に触れることもあります。

筋肉をストレッチした時の痛みで重症度がわかります。肉離れになりやすい部位3つを例に上げます。

・腓腹筋(ふくらはぎ)の場合

 立った状態で膝の曲げ伸ばしを行う

 軽度 ストレッチ痛が軽い

 中等症 膝を曲げていればストレッチ痛が軽い

 重症 膝を曲げてもストレッチで痛む、つま先立ちができない

・ハムストリング(もも裏)の場合

 仰向けで寝て膝を伸ばした状態で足を上げていきます。(人に行ってもらう)

 軽度 70度以上上がる

 中等症 70~30度上がる

 重症 30度以下しか上がらない

・大腿四頭筋(もも前)の場合

 うつ伏せに寝て膝を曲げていきます(人に行ってもらう)

 軽度 90度以上曲がる

 中等症 90~45度曲がる

 重症 45度以下しか曲がらない

一般的な治療法とは

急性期

急性期は応急処置が大事です。痛みが出ている箇所にアイシングを施し、そこに圧迫を加えます。手のひらで圧迫してもよいですがゴムバンドやラップなどでアイシングと同時に圧迫をを加えるのも有効です。また、筋肉に適度な緊張を生じる態勢を取ることで筋肉の傷口をふさぎ、止血効果を高めることができます。

急性期後

急性期が過ぎると肉離れが起こった部分が硬くなり柔軟性が落ちるため手技療法、ストレッチ、超音波治療を行い再発を予防します。

骨盤王国でのアプローチ

当店では肉離れを起こした太ももやふくらはぎ、臀部だけではなく全体的に検査して施術します。なぜなら肉離れを起こした原因が筋肉以外にもあると考えるからです。

 

具体的にいうと、股関節や膝、足関節などの関節の可動域が狭い、骨盤や背骨の歪みで左右のバランスが悪い、内臓が弱り前重心になっているなど様々な要因のせいで太ももやふくらはぎ、臀部に負担がかかり肉離れになりやすい体になってしまっているのです。

 

例えば、捻挫などで痛めた足関節のリハビリを行わずに可動域が狭くなった状態のまま放置している場合、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)はアキレス腱に付着しているので底屈(足を地面に向けた形)がうまくできないとふくらはぎの筋肉は常に伸ばされた状態で運動を行うと肉離れが起きやすいとなってしまうのです。

この状態でふくらはぎの筋肉に治療を行っても足関節の可動域の狭さは変わらないのでふくらはぎの筋肉にまた負担がかかり「肉離れ」となってしまうのです。

 

なので当店では、肉離れを起こした部位だけでなく、股関節や膝、足関節などの関節の可動域が狭くなっていないか正常に動いているのか、骨盤や背骨が歪んでバランスが悪くなって左右どちらかに負担が多くなっていないか、内臓が弱って体の重心が前になっていないかなど全身を検査し施術することで肉離れになりにくい体になるようサポートします。

 

保存療法を行っているのになかなか痛みが無くならない。また肉離れになってしまいそうで怖い。肉離れを気にせずスポーツがしたいという方は当店の施術でお困りがなくなるかもしれません!!

最後に


今回は肉離れについてどうして肉離れになってしまうのか、肉離れの重症度、一般的な治療法についてお話させていただきました。少しでも参考になったら幸いです。

しっかりした病院での治療、リハビリも大切ですが、肉離れになってから動きにくい、早くスポーツをしたい!という方はぜひ一度当店にご相談ください。

お待ちしております。