諦めるのはまだ早い!O脚の真実

諦めるのはまだ早い!O脚の真実

O脚とは

内くるぶしをつけた状態で立った時に腿、膝、ふくらはぎが離れてしまう状態の事を言い、内反膝とも言います。指2本分(約3センチ)ほど離れるているとO脚と言われたりしますが明確な基準はありません。またO脚とは対照的に直立時に内くるぶしが離れてしまう事をX脚、外反膝と言います。

元々人間は成長の過程でO脚ぎみになったりX脚ぎみになったりしながら成長して行き、小学生ぐらいになると真っすぐな足になります。

O脚には機能的O脚構造的O脚があります。機能的(病的)なO脚では「くる病」「ブラウント病」があります。

・くる病は骨が発育しにくくなる病気で、リン、カルシウム、ビタミンDの不足からなると言われています。血液検査で診断されます。

・ブラウント病は生後1か月ぐらいから足が変形する病気で、経過観察が必要になります。これら以外の機能的なO脚は基本的には生活習慣によるものが多く、その多くは改善する見込みがあります。

 

原因

病的なO脚以外の原因はほとんどが生活習慣から来ていると考えられます。ネットを見ると骨の変形だから治らないとか、骨盤が原因とか足関節が問題とか様々な情報があります。

確かに変形を伴った酷いO脚は改善が難しい場合もありますし、足や膝、骨盤の歪みから来ている方もいらっしゃいます。しかし沢山の方を見て来た中で一番影響が強いのは筋肉のバランスだと言えます。特に着目すべきはお尻の筋肉です。

そもそもO脚はガニ股よりも内股の人が圧倒的に多く、内股の原因は外旋筋と言う足を外に持って行くお尻の筋肉の弱化による所が大きいのです。お尻の筋肉が弱化する原因は立ち方、座り方、歩き方などの日常にあり、それに骨盤や足関節が影響することはあります。

ただ一番の原因はと聞かれたら「お尻周りの筋肉」と言えます。

この筋肉は人によって個人差があり、お尻の奥の外旋筋と言う小さな筋肉であったりお尻の底を支える骨盤底筋であったり、ハムストリングと言う腿の筋肉で合ったり人によって弱いところが異なります。自分のからだの弱い部分を強化するのがO脚を改善する近道と言えるのです。

 

一般的な対処法と当店の考え方

病院では病的な構造的O脚以外は装具を使っての保存療法か、酷い場合は骨切りと言う骨を削って足の形を変える手術になります。医師からするとO脚は病気ではなく対応の対象にならないと言う方も多いのですが、整体的観点からすると十分に変化の出る症状です。

また手術が必要な方と言うとよほどのO脚で、そのせいで他の部分に痛みを伴うなどの場合以外はなるべく保存療法で改善した方が体の負担は減ります。当店ではO脚は先ほど述べた「筋肉の弱体と歪」みから来ていると言う2軸で考えています。

身体が歪むと神経の流れが悪くなったり、歪みのせいで正しい姿勢が取りつらくなります。そうなると筋肉を鍛えようとしてもなかなか思うように鍛えられないという事が起こります。ですので歪み改善と正しい姿勢指導に基づく筋トレこそが一番効果的な矯正法であると言えるのです。

 

当店の整体法

歪みは人によって様々で体を見てみないと分かりません。そのため一人一人に合わせた歪みの矯正を行います。骨盤が歪んでいれば骨盤を矯正し、足首がおかしければ足首を矯正します。また首やろっ骨など上半身の歪みが足に影響することもあります。そうやって体が改善されやすい状態を作って行きます

トントン整体法

当店独自のトントン整体法は身体をトントンと軽く叩くことで振動を起こして関節や筋肉を正しい状態にして行く画期的な方法です。その後筋肉の状態を見てその方に合わせた筋肉のトレーニング及びサポートをしていきます。それから立ち方の指導、座り方、歩き方のポイントなどを回を追うごとに少しづつ伝えて行き、二人三脚でお客様の日常生活を変えていくお手伝いをいたします。

人によって回数ははっきり言えませんが、若い10代の方は10回以内で希望の状態になる事が多く、逆に年配者であったり筋肉の硬い方、事故やケガなどが多い方は改善までに時間がかかると言えます。しかしまったく変化が無いと言う方はあまりいないので、諦めているかたもまずはご連絡いただけたらと思います。

最後に

人の第一印象はとても重要だと言われています。真っすぐに近い状態だと良い印象を与えられますので、足の形や状態が気になる方は一人で悩む前にまず一度ご来院いただいて状況をみさせてください。きっとお役に立てると思います。