オスグット
現在オスグッドによる膝の痛みで運動ができない、膝が曲げられないとお悩みの方、もしくはそのような悩みをもつお子さんがいて、どうしてあげたらいいのかわからないと悩んではいませんか?
今回はそんなあなたのために、オスグッドによる膝の痛み改善のための簡単なセルフケアをお伝えします。
このセルフケアをすることで、少しでもオスグッドによる膝の痛みが軽減し、好きなスポーツを頑張れるようになったり、日常生活の痛みによるストレスを軽減できればと思うので、オスグッドでお悩みの方は是非読んでみてくださいね!
何の為にセルフケアをするのか?
まず、なんのためにセルフケアをするのか、セルフケアがどのようなことに効果があるのかについて簡単にお話しします。
セルフケアをすることで得られる主な効果は二つ。
・オスグッドによる膝の痛みの軽減
・オスグッドによる膝の痛みの予防
軽度の膝の痛みであれば、セルフケアだけでも改善できるかもしれませんが、セルフケアだけでオスグッドによる膝の痛みを完全に取りきるのは、かなり難しいです。
しかし、今からお伝えするセルフケアをしっかりすることで、確実に痛みの軽減、予防にはつながります!
なのでオスグッドによる膝の痛みで悩んでいる方は、ぜひ今から伝えるセルフケアをしっかり行うようにしてください!
オスグッドによる膝の痛みの改善の為のセルフケア
【大腿四頭筋:太もも前面のストレッチ】
オスグッドによる膝の痛みは太ももの前面にある、大腿四頭筋が硬くなりすぎていることで、筋肉の付着部である膝の下が引っ張られることが原因で起こります。
なので、痛みの原因である大腿四頭筋の緊張を緩めるために、大腿四頭筋のストレッチを行います。
ストレッチは横向きで行い、足首を持ってかかとをお尻に引き付けるような感じで伸ばしていきます。下の写真のような形ですね。
なぜ横向きでするのかというと、こちらの方が膝に負担をかけずに大腿四頭筋を伸ばすことができるからです。
もしもストレッチについてもう少し詳しく知りたいという方は、こちらのブログも読んでみてください。
【アイシング】
アイシングとは氷や水などを使って、痛みのある部位を冷やすことです。アイシングには炎症の軽減や疲労蓄積の予防などの効果があります。
炎症というのは、体の組織が損傷した際に生じるもので、オスグッドによって痛みが出ている膝にも炎症が起こっていることが多いです。
なので膝の痛みが出ている部分を氷水を袋などに詰めて冷やすようにしてください。
アイシングをする際のポイントは、
☑️ アイシングの時間は15分〜20分までにすること。
☑️ アイシングのタイミングは運動して痛みが出た後、もしくはじっとしていても膝がうずいて痛い時だけ!
アイシングを始めてしばらくすると、ピリピリと痛みを感じるようになりますが、それを通り越えると感覚が麻痺してきます。その感覚が麻痺してくるまですることが大事なのです。
しかし、冷やしすぎると今度は凍傷になってしまう恐れもあるので、15分〜20分という時間を守るようにしてください。
また、もう一つアイシングの際に重要なのがアイシングのタイミングです。
なぜタイミングが重要なのかというと、アイシングは炎症がある時に炎症を軽減するために行うものなので、炎症がない時にアイシングを行なってもあまり意味がありません。
逆に、炎症がない時にアイシングをして筋肉を冷やしてしまうと、筋肉が硬くなってしまうだけで、余計に大腿四頭筋が膝を引っ張る原因となってしまい、痛みが悪化する可能性もあります。
なのでアイシングは運動をして炎症が強くなっている時や、痛みが強い時など炎症がある時に行うようにしましょう!
炎症がある時は熱を持っているのが特徴なので、痛みがある部分と他の部分を触って比べてみて、痛みのある部分が熱を持っているかどうかを確認してみてくださいね。
【足の裏のマッサージ】
オスグッドによる膝の痛みと、足の裏なんて関係ないのでは?と思われる方も多いと思いますが、実は結構関係しているのです。
オスグッドは大腿四頭筋の筋肉が硬くなりすぎているせいで膝に痛みが出るとお伝えしましたが、実は大腿四頭筋が硬くなっている原因は足の裏にあるのです。
つまり、足の裏の筋肉が硬くなりすぎているせいで、体のバランスを取ることができなくなっており、体のバランスを取ろうとする時に普段使わない大腿四頭筋に負担がかかってしまうため、硬くなりすぎてしまうのです。
なので、足の裏のマッサージをすることでちゃんと足の裏の筋肉を使えるようになれば、大腿四頭筋に負担がかからなくなるので、膝の痛みを引き起こしにくくなるのです。
もう少し詳しく知りたいという方は、こちらのブログもチェックしてみてください。
より早く痛みを改善したい方へ
今回はオスグッドによる膝の痛み改善のための、簡単なセルフケアをお伝えしました。
今現在オスグッドによる膝の痛みで悩まれている方は、ぜひこのセルフケアを行なって痛みの軽減、あるいは予防をしてみてください。
ただ、最初にお伝えしたように、セルフケアだけで完全にオスグッドによる膝の痛みを改善するのはとても難しいです。
特にオスグッドが進行していて、膝の痛みがとても強い場合はなかなか痛みが引かないこともあるでしょう。
もしももう痛みがかなり強くなってしまっており、これらのセルフケアを頑張ったけどなかなか痛みが軽減しない、早く痛みを改善したいという方はセルフケアだけでなく、ちゃんと治療を受けるようにしましょう!
その際は、骨盤王国はオスグッドによる痛みの改善のために、全力でサポートさせていただきます。
いつでも、お気軽にご連絡ください!
福岡 博多 整体 オスグッド 膝の痛み 治療 治し方 セルフケア
オスグッドとは
オスグッドとは、10代の発育期の男の子に多く発生し、特に活発に部活などの激しい運動をしている人に現れると言われています。
症状としては、運動時の膝の痛みや深く膝を曲げた時の痛みが現れ、ひどい人は膝の下の骨がボコッと出っ張ってしまうこともあります。
一般的に、原因としてあげられるのは大腿四頭筋と言って、太ももの前面にある大きな筋肉が過度の疲労などが原因で固まってしまうことが原因と言われています。
なので病院などでは「太ももの前面の筋肉をストレッチで緩めましょう!」ということでストレッチなどの指導を指導されます。
しかし、この太ももの筋肉を伸ばすストレッチというのが、やり方によっては逆に膝の痛みを悪化させる要因となったり、しっかり太もも前面の筋肉が伸びておらず、意味がないこともあるのです。
なので今回は、オスグッドの痛みを改善するための正しいストレッチの方法をお伝えします。
現在、
☑️ 教えてもらったストレッチをやっているのに、膝の痛みが改善されない
☑️ ストレッチをしているけど、余計痛みが強くなった気がする
という方は、オスグッドによる膝の痛みをいち早く改善するために、ぜひ最後まで読んでみてください!
一般的なオスグッド改善のストレッチがよくない理由
一般的に、オスグッドと診断されて指導されるストレッチはこのような感じだと思います。
確かにこのストレッチは、オスグッドの原因である大腿四頭筋を伸ばすストレッチなのですが、
・膝を深く曲げすぎることで余計膝への負荷が強くなり、炎症が強くなる
・膝に体重がかかりすぎてしまうので、痛みを伴う
・膝をの下の方と内側しか伸ばされないため、大腿四頭筋全体のストレッチにならない
という理由から、オスグッドの根本的な改善にはつながらず、ましては負担を強めることにもなりかねないため、痛みを悪化させる可能性もあります。
この写真をみてみるとわかるように、特にオスグッドで太ももの筋肉が固まっている方は膝が硬くて浮いてしまい、このような状態だとかなり膝に負担がかかってしまいます。
また、膝だけではなく腰も反ったような状態になるので、腰にもよくありません。
なので太もものストレッチを仰向けの状態でしている方で、ストレッチの際に膝に痛みが出てしまう方や、膝や腰が浮いてしまう方は逆効果になることがほとんどなので、今から説明するストレッチに切り替えましょう!
正しいオスグッド改善のためのストレッチ方法!
では、今から正しいオスグッド改善のためのストレッチ方法をお伝えします。
どのようにするかというと、まず横向きになります。
そして上になっている方の手で、同じく上になっている方の足首を持ちます。
それから足首を持った方の手をお尻にお尻に引き付けるような感じで、太ももの前面にある大腿四頭筋を伸ばしていきます。
この時に大切なのが、膝に痛みが出ない程度にストレッチをすることです。
膝に痛みが出ている状態は、過度に膝が引っ張られている状態なので痛みが悪化しやすい状態になってしまいます。
なのでベストはかかとがお尻につくくらいまで膝を曲げられるといいですが、膝が痛くて無理な方は太ももの筋肉に軽くストレッチがかかるくらいに、膝を曲げる程度からでも大丈夫です。
少しずつやって、かかとがお尻につくくらいまで太ももの筋肉が柔らかくなるように頑張って続けていきましょう!
その頃にはきっとオスグッドによる膝の痛みも、改善されてくるはずですよ。
ストレッチは毎日行うこと!!
オスグッド改善のための、正しいストレッチの方法のポイントは、
・横向きで行うこと
・膝に痛みがないくらいの強さでストレッチをすること
・慣れてきたらかかとが膝につくくらいまでを目指して行うこと
です。
また、ストレッチは少しずつでいいので毎日行うことが重要です!
もともと硬くなってしまっている筋肉は循環が悪くなっているせいで、すぐ硬くなってしまいやすいからです。
なのでなるべく毎日ストレッチを行い、少しずつオスグッドの痛みの原因である大腿四頭筋の緊張をしっかり緩めることで、オスグッドの痛みを改善していきましょう!
ストレッチ以外にも、オスグッドによる膝の痛みの改善方法を知りたい方は、こちらのブログも読んでみてください。
https://hakata-kotsuban.com/%E5%8D%9A%E5%A4%9A%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%97%9B%E3%81%BF%E3%81%AF%E3%80%81%E8%B6%B3%E3%81%AE%E8%A3%8F%E3%81%A7%E6%94%B9%E5%96%84%EF%BC%81
きっとオスグッドの痛みの改善のための手助けになると思いますよ!
福岡 博多 オスグッド 膝の痛み ストレッチ 改善方法
成長期のお子さんを持つあなた、あなたのお子さんはこのようなことで苦しんでないですか?
☑️ 膝のお皿の下が痛くて、膝が曲げられない
☑️ 膝の痛みのせいでスポーツができない
☑️ 三ヶ月以上運動も休んで治療をしているのに、全然痛みがよくならない
もしもこのようなことで悩んでいるのであれば、それはオスグッドの本当の原因をわかっておらず、間違った治療法をしているからです。
今回はあなたのお子さんがオスグッドによる膝の痛みから解放され、思う存分運動ができるようになるための方法をお伝えします!
オスグッドは成長痛ではない!!
オスグッドによる膝の痛みと間違いやすいのが、成長痛です。
なぜ間違いやすいのかというと、成長痛が起こる痛みの部位と、オスグッドによる痛みの部位が似ているため、成長痛と間違えてしまうこともしばしばあります。
また、病院を受診したとしてもオスグッドを成長痛として捉え、適切な治療を受けることができないということもあります。
簡単にいうとオスグッドの特徴としては
☑️ 運動時の痛みがある
☑️ 膝を深く曲げると痛む
☑️ 膝のお皿に下が、ボコッと出っ張る
という点です。
反対に、成長痛の特徴としては
☑️ 夜間に痛みがひどくなりやすい
☑️ 外見上で足に異変はなく、病院での検査でも特定の異常が見られない
☑️ 運動時よりも、運動後の痛みが強い
という点です。
こう見てみると、全然症状の出方が違いますね。
まずはオスグッドと成長痛を間違えてしまっている方も多いので、あなたのお子さんがオスグッドの特徴に当てはまるのか、確認して見ましょう!
オスグッドはなぜ起こる?
オスグッドになる原因として、一番大きいものは大腿四頭筋の過緊張です。
大腿四頭筋とは太ももの前面にあるとても大きな筋肉で、腸骨という骨盤の骨から膝の上を通り、脛骨粗面という膝の下の少し出っ張った部分に付いています。
主に膝を伸ばす時に使う筋肉で、歩いたり走ったりするという動作はもちろん、膝を曲げ伸ばしする時にも使われる筋肉で、基本的にどのスポーツでも使われる大事な筋肉と言えます。
この大腿四頭筋の過緊張(筋肉が固まりすぎている事)がオスグッドによる膝の痛みの原因です。
大腿四頭筋が固まりすぎているせいで、筋肉を使う時=運動時に大腿四頭筋がついている膝の下の脛骨粗面を引っ張る事で痛みが出てしまいます。
また、大腿四頭筋の緊張が強いせいで膝を曲げた時に筋肉が引っ張られてしまい、同じように膝の下の脛骨粗面を引っ張ることで、膝の痛みが出てしまいます。
なので、この大腿四頭筋の緊張を緩めることが、オスグッドによる膝の痛みを改善するポイントになるのです!
しかし、大腿四頭筋の緊張を取るために大腿四頭筋のマッサージやストレッチなどをしていても、なかなか膝の痛みが取れないことがあります。
それはなぜかというと、大腿四頭筋の緊張の原因は他のところにあるからです!
つまり、大腿四頭筋の緊張をマッサージなどで緩めたとしても、大腿四頭筋を緊張させてしまう本当の原因が取れていないため、また大腿四頭筋が固まってしまい、膝の痛みが出てしまうのです。
では、大腿四頭筋の緊張を引き起こす本当の原因についてこれからお話しします。
膝の痛みの原因は、足の裏にあった!!
先ほどお伝えしたように、オスグッドによる膝の痛みを取りきるには、大腿四頭筋の緊張を取るだけではいけません。
大腿四頭筋の緊張を引き起こす体の状態こそが、オスグッドによる膝の痛みを引き起こしているのです。
その体の状態というのは、足の裏の筋肉が固まってしまい、体のバランスを保てなくなっている状態のことです。
体のバランスというのは、足の裏の筋肉を細かく使い、足の指で地面をしっかりつかむことで普段バランスをとっています。
その足の裏の筋肉が固まってしまうことでバランスが保てなくなり、代わりにバランスを保つために大腿四頭筋を使うようになるのです。
その結果、大腿四頭筋を使いすぎてしまうことで疲労がたまり、大腿四頭筋が固まることで膝の痛みが出るようになってしまいます。
なので、いくら大腿四頭筋の緊張をマッサージで緩めたとしても、足の裏の筋肉が固まっていてバランスが保てないような状態であれば、またすぐに大腿四頭筋は固まってしまうのです。
だから、オスグッドによる膝の痛みを改善するためには
まず、足の裏の筋肉の緊張を取ること!!
そうすることで、足の裏の筋肉が使えるようになり体のバランスが保てるようになる。
足の裏でしっかりバランスが保てるようになるため、大腿四頭筋の負担が軽くなり膝の痛みが出なくなる。
といった回復の過程をたどる必要があります。
なので、オスグッドによる膝の痛みを改善するために足の裏を指で押したり、ゴルフボールを踏んでマッサージするなどして、足の裏の筋肉をしっかり緩めましょう!
終わりに
今回はオスグッドの痛みの原因について話していきましたが、いかがでしたか?
もしも今あなたのお子さんがオスグッドによる膝の痛みで思うように部活や運動ができていない。
三ヶ月以上治療を続けているのに全然改善されない。
といのであれば、ぜひ今回お話しした
・足の裏の筋肉を指でマッサージする
・ゴルフボールなどを踏んでマッサージをする
などして足の裏の筋肉をしっかり緩めてみてください。
きっと膝の痛みの改善、一早いスポーツへの復帰の手助けになると思います。
もちろん状態がひどい場合は、それだけのケアではなかなか改善されない場合もあるので、そのケアを2週間続けても全く痛みが改善されない場合は他にも原因があるかもしれないので、なるべく早めにご来院の上、ご相談ください。
あなたのお子さんがいち早くオスグッドによる膝の痛みから解放され、思う存分運動できるために、全力でサポートさせていただきます。
福岡 博多 骨盤王国博多店 オスグッド 膝の痛み